今学期は情熱を持って取り組むようなクラスが無いからなんか寂しい。夏学期はポルノ問題についてちょーー真剣でめちゃくちゃ大変だったものの、すごい充実していたんだなぁ。まあ、あとになってから言えることだけど。そう考えると、私は哲学よりも社会学のほうが真剣になれるのかもしれない。哲学は面白いけど、あんまり自分が住んでる現実に直接影響を及ぼしたりしないからね。ポルノ問題を調べている時に Wendy McElroyっていう人を知った。その人はフェミニストアナーキストなんだけど、普通のフェミニストアナーキストと違っててすごい感心した。フェミニズムは男嫌い、アナーキズムは単なるパンクなだけの浅はかな人達(しかも暴力的)、っていうイメージがあるけど、そうじゃない種類もあるのねーー。私はこの人の影響でかなりアナーキストになった。完璧なアナーキズムは実践するのが難しいていうかたぶん不可能だと思うけど、不必要な法律を減らしていくことは充分可能だよね。すべての検閲や、売春とか酒・煙草・ドラッグの法的制限を無くすべきと思う。アメリカでは、政治的見解はまっぷたつに、リベラル(民主党派)か、コンサーバティブか(共和党派)に分かれているのね。私はもちろんどっちかって言ったらリベラルが好きだけど、どっちにも違和感があったの。そこで見つけた真面目なアナーキスト。そっかー、そういう立場もあったのね、って目からウロコが落ちたようだったよ。カッコイイ・・・