最近になってやっと哲学とはどんなものなのかが分かってきた気がする。すごく謙虚じゃないとできない学問のような気がする。でもやっぱり世の中にある書物の中でいちばん難しいと言われているものに挑戦するのはなんか自分が特別な人のようで嬉しい。まぁそんな難しいのはまだ読んでないんだけどね・・。カントはかなーり難しい気がするけど、自分が頭悪いだけかもしんない。もっと難解な哲学者ってたくさんいるもんね。知らないけど。小学生の頃とかは、難しい文章を書く人は偉そうにしたいだけだ、って思ってたけど、最近は、難しい文章でしか表せないことがあるのかもしれないって感じたりもする。その点は謙虚になった。でも、哲学をあまりにも尊敬してるからなのかわからないけど、他の勉強を見下してしまうっていうか。見下すってほどじゃないけどさ、なんか、レベルが違うぜ、とか思っちゃうんだよね。どの分野の勉強に価値を見出すかは、ひとそれぞれだし、哲学をスゴイと思ってる人なんてあんまりいないんだから、偉そうだと思われるとか心配する必要はないんだろうけど。それと同時に、哲学のことまだ全然わかっていないのに、こんなんで専攻したなんて言うのが恥ずかしいというか、遺憾に思うというか。哲学はものすごく奥が深いからなぁ〜。特にアメリカでは大学院に行くのって普通だから、院に入ってからやっと専門的なこと学び始めるって感じだよね。超レベルの高い大学なら違うかもしんないけど。でも日本の大学で哲学専攻している人は比べ物にならないくらい専門的なことを学んでいるんだろうなぁ。高校にいる頃から哲学に4年間をささげようと決心している人っていったい・・・。すさまじいわ。私なんか大学2年生になるまで哲学のこと何も知らなかったもん。もし大学に入学する前に専攻を決めなきゃ行けなかったら、人類学を選ぶという大失敗をしていたんだろうなぁ。恐ろしい。