coisa2003-10-28

はてなダイアリには写真をアップロードできるんだから利用しないのはもったいないと思って自分の持ってるカントの本(ハケット社の。この出版社は良いね〜)をスキャンしてみた。ちっちゃくて何がなんだかわかんないね。ほぼすべての文に下線を引いているので下線の意味があんまり無いような・・。

ところで、カントについて、しあさってまでにまた別のペーパーを書かないといけない。前回のカントペーパーは絶対rewriteしなきゃいけないだろうと思っていたのにAだったんだよ、奇跡のよう。先生優しいなあ。カントにはNaturalistic Fallacyがあると思うとか、なんかやけくそで偉そうなこと書いちゃったけど大丈夫だったっぽい・・・?そんなもんなのかな、カントって? 素人がそんな簡単に批判できちゃうものなのかしら? 読み進めてみて分かってきたけど、カントって、それぞれの事柄についての考えがジクソーパズルのピースのように組み合わさって全体像が見えてくるって感じがする。causality、 freedom、reasonとsenses、moralityとか、全部ばらばらなようでいて、関係しあってるのだんだんわかってくるから面白いかも。ホントにパズルみたいに、このピースがここに来るのかぁーって感じ。今回はバーナード ウィリアムズっていう現代の人のカントの“原論”の3章についての批判についても書くんだけどーー。この人の文章はちょっとわかりにくいけど(カントとは別のわかりにくさがあるような? 簡潔すぎるからかな?)、結局は、“うちらはカントの言うようなロボット人間じゃなくてひとりひとり個性があるんだよ”と言っている気がする。違うかも。ウーン。どちらにしても、rational beingであるからにはfreedom(free will)を求めないといけない、っていうのにはカントに賛成してるっぽい。あ、でも、カントは、rational beingであるあるからにはfreedomを持っていることが前提だ、って言ってるかも。それだとちょっと違う意見だね・・。