ブラジル音楽のリサーチペーパー書いてたよ。1枚と5枚じゃ、ぜんっぜん違うのに、7枚と11枚じゃ、同じくらいのように感じるなー。ブラジルのこと調べるとなると、自動的に人類学になってしまうんだよね。人類学は嫌だなーって漠然と感じていたけど、いろいろ読むうちに、かなり見直した。人類学というのは文学だなあと思ったりした(超勝手な解釈だけど)。 人類学って、見た目ていうか聞こえで勝負って感じじゃん。すごい響きがカッコイイ言葉とか言い回しを使いまくってさ。哲学もそうといえばそうだけど、人類学は、別にその言葉をわざわざ使わなくてもいいところで使うんだもん。かなり詩に近いというか。そのセンスが、すごいと思う。それにしても人類学者って、すべてのことを結び付けないと気が済まないんだろうか。いろいろこじつけすぎだと思うよ。でもそのこじつけ方(発想力)には感心する。人類学を見ると、そんなどうでもよいことによく真剣になれるねーとか思っちゃう。それはそれで、結構尊敬するけど。でも哲学については全然そういうふうに思わないんだなー。哲学は、fundamental だ(と思う)からなあ。哲学は学問界の仏教のようだから、どっちも好きなんだな。人類学も哲学も、冷めた視点で見れば、些細なことに大きな名前をつけて喜んでるように見えるけれど。

やりたいこと多すぎ。でも、そのどれもが面倒。哲学やってるなら、ドイツ語かフランス語か古代ギリシャ語かサンスクリットとかを学ぶのが普通だけど、全然違う言葉を習っているから、なんか、おかしな人のよう。いろんなのに手を出してる人が好きなんだけど、そういう人ってあんまりいなくて、なんとなく肩身が狭い思い。MAなら2年間だから頑張れば結構非現実的ではないのかも、と、昨日から思い始めた。でも根性無いからなあ。やりたいようなやりたくないような、自分でもよくわからないな。いや、やらないけど。難しい本をいっぱい読んでいる人になりたいと思うけど、こんな気持ちも学校を離れたらすっかり無くなってしまうのかな。他人からどう思われるかしか気にしていないからなあ。大学て居心地良いていうか、浮世離れしてるというか、なんだか、まだ居座りたい気分。毎日全然楽しくないのに。超辛いのに。執着する癖がまた出たな。学期末だからセンチメンタルになってるだけだね。あとで戻ってくればいいや。